今年は好天にめぐまれた花の日となりました。
それぞれの家庭から少しずつお花をもちよって近隣の病院、施設、お世話になっている方を訪問します。
たくさんの種類のお花が集まりました。
どこに行っても子どもたちの訪問を歓迎していただき、とてもうれしく思います。
特別養護老人ホーム「長寿園」では、車椅子に乗ったおじいちゃんあばあちゃんたちがたくさん待っていてくださいました。
一緒に手遊び歌で遊びましょう。
嬉しさで涙ぐんでおられるおばあちゃんを拝見すると、「来てよかった」と思います。
「また来てね」と声をかけられて、深くうなずく子どもたちの姿に心の育ちを感じます。
街路樹のプラタナスの葉も濃くしげってきました。ずんずん歩いていこう。
「この近くに友だちの家があるよ」
「あそこのローソンに来たことがある」
「葉っぱに蛾がとまっている」
手をつないで歩きながら、あれやこれやとお話しています。
園に帰ってからフラワーアレンジメントにチャレンジ。
小さな花を集めて盛ったり、豪快に一輪挿しにしたり。
お花はぜんぶ自分で選びます。かたち、色、香り、自分が好きな花と葉をどうぞ。
ご家庭に持ち帰ったフラワーアレンジメント、飾っていただいていることでしょう。
今日一日、幼稚園の中はすてきなお花の香りでいっぱいでした。
園児の訪問を受け入れてくださった皆様、お忙しいところ、ありがとうございました。
19世紀にアメリカの教会で始められた「花の日」は、
子どもたちに感謝と喜びの心を育てるために行われています。
子どもが花を届ける姿に平和の尊さを思います。
ありがとうございました。