晴れた、晴れた。子どもたちが園庭に続々と出てきます。
砂場はひっきりなしに子どもたちが遊びに来ます。
おや。モンシロチョウがブロッコリーの葉に卵を産みに来ました。
「チョウが来た」
気づいた子どもたちが駆け寄りました。
「なに?」
「なにがおるん?」
誰かが関心をもつことがあると、周りの子どもたちも興味深げに集まってきます。
気づき合い、教えあい、学び合います。
おとなは「見てごらん、チョウがいるよ」とか「なになにがあるよ」と子どもに指示をしたがりますが、子どもは仲間の興味や好奇心に磁力のように反応して、自分たちで気づき合い、教え合い、学び合う存在なのです。
インゲン豆も大きく育ちました。収穫の時です。来週、茹でて子どもたちと一緒に食べてみましょう。
スイートピーも満開です。「赤いスイートピー ♪ 」を歌いました。
スイートピーは江戸時代末頃までには日本に入ってきたと言われています。
1982年に松田聖子さんが歌った頃は、まだ流通できるほどの赤いスイートピーはなかったそうです。農家の方の努力により2002年頃に発色のよい赤いスイートピーの品種改良に成功したと聞きました。とてもきれいなので、園に来られたらぜひご覧ください。
歌いたい方には、マイクも貸し出します。