今日は卒園児のワークショップ。「今日を楽しみにしていたよ。朝早くから目が覚めた!」 うれしい声が聞こえてきます。みんな、おかえり! 先生たちもみんなに会えるのを楽しみに待っていたよ!
お父さん似だった子が、お母さんそっくりになっている。小さな手をしていた子が、がっしりした手になっている。
卒園記念の聖書を持ってきてくれました。在園していた時に覚えた聖書のことば。「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」マタイによる福音書7:7
それに続くイエス様の言葉「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」を読みました。自分のために求め、探し、門をたたくだけではなくて、一緒に生きる人のために求め、探し、門をたたく時、みんなの願いは神さまが必ず叶えてくださいます。
ワークショップはお昼ごはんを作ることから。幼稚園のクッキング体験で何度も体験したカレーライス作り。包丁もピーラーもちょっと上達しているね。
再会の喜び、再びみんなでひとつのめあてを目指してがんばる喜び。笑顔がはじけます。
みんなのワークショップのために、昨日まで先生たちがこつこつと準備してくれていました。木のよい香りがします。
みんな、卒園制作で大工を経験しました。今日は一緒に大工をしよう。学年ごとに難易度設定しています。高学年のお友だちはのこぎりを使いました。
低学年のお友だちは金づちと釘、ドライバーと木ネジを主に使います。
「これでいいのかなぁ?」 どれどれ? なかなかいいじゃないか。
むずかしいところは、お友だちとペアになって助け合います。
お昼ごはんは定番のカレーライスとフルーツポンチ。小学校の給食のことを教えてくれました。「ぼくの小学校はカレーうどんが出た!」
午後からも大工さんの続き。先に完成したお兄さんお姉さんが年下の子のお世話をしてくれました。幼稚園の時に大切にしていたことを、今も大切にしてくれている姿に先生たちはちょっと涙。
一つの形をつくるのではなくて、同じ素材からそれぞれに工夫してオリジナルのかたちが出来上がっていきます。同じ素材で同じものを作るのではなくて、同じ素材から個性を生かして違うものをつくることを大切にしていたあの日が重なります。
完成をお祝いして、ポッキンアイスで乾杯! みんなよくがんばりました。おめでとう!
一日のワークショップが終わり、子どもたちがそれぞれの家庭へ、それぞれの小学校へ帰っていきます。
送り出してくださったご家庭の皆様ありがとうございました。来ることを願いながら叶わなかったお友だち、また次の機会にぜひ来てください。何歳になっても、君たちは小野田めぐみ幼稚園の子どもです。先生たちは君たちをずっと覚えています。神さまのお守りもいつも共にありますようにお祈りしています。また、会いましょう!
「わたしはあなたたちの老いる日まで白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。」(旧約聖書・イザヤ書46:4)
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