お泊り保育2日目の朝。今朝の寝坊助さんは誰かな? 男の子の寝坊率が高い。「おきてー」
朝一番にやることは、体操と野菜の収穫。今年はゴーヤがうまく育てられませんでしたが、四角豆は収穫できました。
朝吹くそよ風にゆれるミニトマトはいい香りがする。見た目だけじゃなくて、手の感触でも「おいしい。食べごろ」がわかる。
朝ごはんはお好みサンドイッチ。自分の好きなメニューをお皿にどうぞ。食材もジュースも昨日自分たちで買出しに行ったものです。ちなみに自分たちが選んで買って、自分たちで飲んだドリンクの人気は、1位カフェオレ、2位野菜ジュース、3位オレンジジュースでした。
エッグキャンドルづくりも佳境に入りました。土台もつけて、白い殻にペイントしていきます。ひとり2個作って、1つは今日持ち帰って家族にプレゼントします。もう1つは幼稚園に預けておいて、クリスマス会の時にイエス様の前に灯して奉げます。
今朝収穫した夏野菜を使って「夏野菜カレー」を作ります。準備する>作る>楽しむ>片付ける。何事もこれの繰り返しです。
いつもは包丁を使うけれど、今朝はフードプロセッサーにチャレンジしました。音と振動にちょっと緊張気味。
ナンの形を整えています。小麦粉を発酵させるところから自分たちでやりました。
家族の人と一緒に昼食をとるために何をしたらいいかな? 料理を作る、机と椅子を運ぶ!→正解です。 でも家族の人を「おもてなし」するために、まずは床掃除から始めましょう。雑巾がけスタート! おもてなしの心は美しく整えることから始まります。床がぴかぴかになってきたね。
家族deランチ。家族と再会して、一緒に食事をしました。家族に甘えたい気持ちをぐっと抑えて、お兄さんお姉さんらしく、食事の準備をし、片付けられます。自分で自分の気持ちを整える社会情動的スキルが心の中で働き、言葉と行動によく表れている瞬間だと思います。
24時間一緒に過ごした幼稚園から帰る時がきました。お帰りのご挨拶、感謝のお祈り。「ありがとうございました」
保護者の皆様、ご近隣の皆様、お泊り保育にご協力ありがとうございました。深く感謝申し上げます。
お泊り保育でこの子どもたちが何を得て何を感じたのでしょうか。冬の夜に雪が音もなく降り積もり翌朝になって窓の外を見て驚くことがあるように、子どもの育ちは音もなく人目に知られないところで積もっていくものです。飽くことなく絶えることなく、いつも子どもたちに深い愛情を降り注いでいく日ごと夜ごとの積み重ねです。子どもたちの心と身体のすこやかな成長をお祈りいたします。ありがとうございました。