防火避難訓練です。10:15、南園舎から出火を想定しました。火災報知機のベルが鳴り、初期消火。
園児はクラスごとに講堂に避難します。
救急箱、AED、園児名簿などを持ち出す先生。教室やトイレに子どもが残っていないか確認する先生。窓やドアを閉める先生。119番する先生。園児の誘導・点呼をする先生。短い時間の中で、やることはいっぱいです。
全員無事に避難できました。点呼終了。気分の悪い子やけがをした子がいないかを確かめます。
続いて「おはしも」の約束を伝えます。万が一の時、子どもたちと先生が落ち着いて行動するための約束です。
お「押さない」
は「走らない」
し「しゃべらない」
も「戻らない」
お借りした「火遊びをしない」DVDをみんなで観た後、「煙体験」をしました。
訓練用の煙です。バニラのような、プリンのような香りがします。
部屋の中には机がいくつか置いてあります。鼻と口をハンカチやハンドタオルでおおって、姿勢を低くして数名ごとのグループで進みます。
ドキドキするね。
「怖くないですか?」 「こわいです」「こわくないです」 半々です。
「さあ、煙の中を避難しよう! おはしもの約束を忘れないで!」
部屋の中は煙で真っ白。
お友だち、先生について進むんだよ。
消防士さんが助けに来てくれた。もうすぐ出口だ。
煙体験を済ませた子どもたち。子どもたちの不安な気持ちや動揺を受け止めて、落ち着かせ、笑顔を取り戻すのは先生たちの大切な仕事。どんな時も、笑顔には力がある。
防火避難訓練・煙体験を指導してくださった消防士さんに感謝をこめて歌「きのこ」をプレゼントしました。消防士さんも一緒に踊ってくれて、子どもたちは大喜びです。
最後に「敬礼」。小野田消防署の皆さん、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
ご家庭でもお子様に「火遊びをしない」「おはしもの約束」を繰り返し伝えてください。子どもの命をみんなで守っていきましょう。
幼稚園は、この訓練と同時並行して、消防署の定期的な立ち入り点検を受けました。消防署の実地的な指導・助言を受けながら、防火防災に努めてまいります。皆様もご協力よろしくお願いいたします。
そうだ。ぜんぜん関係のない、違う話だけど、
朝早くの幼稚園ではセキレイが遊び来ていたよ。