第64回卒園式。今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、卒園児と家族だけとなりました。毎年子どもたちと一緒に卒園式の準備をするのが楽しみでしたが、今年は自由登園の子どもたちとできる範囲のことを頑張りました。
卒園式の看板。“そつえんおめでとう”の文字は、自由登園の子どもたちが書いてくれたものです。一緒に参加できなくても、お祝いの気持ちを伝えようと懸命に書いてくれました。
一緒に参加したかった在園児や、ご家族の皆様、ご理解とご協力ありがとうございます。みんなのお祝いや喜びの気持ちを集めたように、雲一つなく淡く青い空です。
卒園児たちが登園してきました。ちょっと緊張の面持ちです。
コサージュを胸元につけてもらいます。コサージュは昨日、チョボラさんたちが作って下さいました。一つひとつ手作りで、“おめでとう、小学校に入学してもがんばってね”の気持ちが込められています。
講堂は換気のため窓を開けています。出欠の確認、証書や記念品の確認、音響の最終チェック。今日は卒園児全員、登園できました。子どもたちがみんな揃えたのが、とても嬉しいです。
10時30分。卒園式の始まり。「ただいまから第64回卒園式、修了証書授与式を行います」
今年は卒園式のリハーサルが一回もできませんでした。けれども幼稚園でみんなで歌ったこども賛美歌は子どもたちの心の中にしっかり宿っています。感謝する心、善きことを思う心、子どもたちの中に育っています。
ちょっと驚いたのは、子ども賛美歌の2番で奏楽の久保孝子先生が伴奏を変化させた時にも、音をしっかり聴いて自分の声で歌うことができたことです。子どもたちに音楽の感性が育っていることを実感し、「すごいぞ、卒園児たち!」と思いました。
卒園児から担任の先生へ花束贈呈。「せんせい、ありがとうございました」
にぎやかで、マイペースで、目が離せなくて、愉快で、ノビノビしていて、楽しいクラスでした。
卒園式、最後の歌。卒園式に参加してくださった家族、来たくても来られなかった皆さんのために、卒園児と先生と一緒に大きな声で歌います。園長先生から祝福のお祈りを頂き、後奏と共に卒園式は閉じていきます。
園庭でみんなで記念撮影。もし雨が降っていたら講堂内での全員集合の記念撮影は行わない予定だったので、この写真が撮れたことがとても嬉しいです。カメラマンさんも「いい写真が撮れた!」と喜んでいました。出来上がりが楽しみです。
少しずつ園庭から人影が消えていきます。「卒園、おめでとうございます」
またお会いしましょう。困ったことがあったら、いつでも幼稚園に来てください。先生たちはこれからもずっとみんなを応援しています。
子どもたちに関わってくださった皆様、準備を手伝って下さった皆様、地域の皆様、ありがとうございました。卒園児のご家族の皆様、ありがとうございました。新型コロナウイルスのため、充分な準備ができたとは言えませんが、皆さんが心を一つのして卒園児を祝福して下さったことに感謝いたします。
そして、卒園児のみんな、ありがとう!