【訓練】
防災避難訓練(大地震→大津波警報発令)
9:55 大きな揺れ 揺れがおさまった後、園庭に集合。点呼。
10:10 大津波警報発令。身支度を整え、隊列を組んで出発。避難路は平らな一本道ではないし、歩行者専用道路でもない。小刻みに安全を確認しながら前進。
目標はあの階段の上の高地。海抜約10メートル。もし想定を超える大津波が来た時、あの階段が「命の階段」になるかもしれないと思っています。
手を挙げて道路を横断。常に年上の子が年下の子をサポートし手をつないで行動してくれています。
階段の取り付き点に到着。ここからはペアの手を離して、一人で登ります。
がんばれ! 上を目指してがんばれ!
お 押さない
は 走らない
し しゃべらない
も 戻らない
声をかけて励ますことはできなくても、遅れているお友だちに手を差し出して階段を登ってきます。
年下の子を心配して、手をつないで登ってくれました。
ここまで来たら大津波は届かないでしょう。人員点呼、負傷者の確認中です。
10:30 全員無事でした! 「やったー!!」
昨年まではここから1キロ離れた避難所まで歩を進めていましたが、新型コロナのため避難所には向かわず、ここから園に戻ります。
また路線バスに乗ってお出かけできるようになるといいね。今年度は路線バスや電車に乗ったり、小学校や施設を訪問する機会が減っています。全園児で一緒に園外に外出したのは、運動会の練習以来のことです。
11:00 無事に園に戻りました。人員確認、負傷者の確認。「みんな、げんきです!」
南海トラフ巨大地震が起こった場合、山陽小野田市への最大限の津波到達は4時間とちょっと、高さ3.6メートルの予想です。周防灘断層群主部の地震が起こった場合、津波到達は16分後、高さ2.4メートルの予想です。
日頃から防災の備え、訓練を続けていきます。ご家庭でも防災、災害が起こった際の避難について、話し合う機会をもってくださればと願っています。関係者の皆様、ありがとうございました。