クリスマスが近づいています。教会の暦ではアドヴェント(待降節)第1週の半ばです。

ページェント(イエス・キリストの降誕劇)の練習を始めるよ。

まずは年長ひかり組のみんなが集まって、役、台詞、歌の確認です。

次にキャンドルサービスの場あたり。年長さんがしっかり位置をキープできないと、全体が歪んでしまいます。

年中みぎわ組さんも入場して場あたり。今日の年少あい・はな組さんは合流せずに自分たちのお部屋で練習することにしました。

今年はじめての点火。今日は一人ずつ、先生と点火のやり方を確認しながらキャンドルを灯します。両手で持つこと、片方の手で握り、片方の手で底を支えること。灯の高さ、灯と身体の距離、視線の向け方、身体の姿勢の保持。ただじっとしているだけのように見えて、集中力、身体の使い方など難しい課題をいくつもこなしています。


そして賛美歌を歌い、聖書の言葉を暗唱し、お祈りの言葉を伝えます。


とても静かな時間が流れてきます。

キャンドルに灯をともしたまま、賛美歌を歌いつつゆっくり歩いて退場します。前の人との距離をどうキープするかが大切です。

私たちの幼稚園は「課題のない子どもはいないし、同時にまた、恵みのない子どももいない」と考えています。クリスマスの準備を通して、子どもたちの内面の育ちを祈ります。子どもたちはきっと素晴らしく成長していくでしょう。すべての子どもたちがクリスマスの祝福に与ることになるでしょう。