園庭の草むらにカマキリがいた。カマキリを素手で持てる子どもは、周りの子どもから畏敬の念を集める。カマキリのサイズが上がれば上がるほど畏敬の念は高まっていく。
百日紅(さるすべり)の花が咲いた。枝を触ってごらん、猿がすべり落ちるほど樹皮がすべすべしているよ。
子どもたちはセミの抜け殻集めに夢中。朝の園庭では樹木を見上げている子どもたちの姿があります。
「はながさいたよ」 そうだね。アサガオの花だよ。きれいだね。
涼しい風が吹くと、どこからともなく糸トンボが集まって来る。
5月31日にプランターに田植えをしました。今年はクラスごとに案山子を作ることにしています。年中みぎわ組の案山子が完成しました。まだ稲穂がついていないので、お隣のトウモロコシを守るために初出勤です。
昨年のトウモロコシは収穫直前にタヌキに食べられてしまいました。が、今年は案山子が守ってくれることでしょう。案山子の名前は何だったけ……、聞くのを忘れました。子どもたちのヒーロー、がんばっておくんなさい!
図書館の司書さんたちが来園して子どもたちに絵本の読み聞かせをしてくれている間も、職務に忠実な案山子です。
ミズヒキの小さな花が咲いています。
東アジアの伝説。
海に近いある村では、海難を避けるため、毎年ごとに村の娘を竜神に生贄として捧げる習わしでした。ある年のこと、その村をひとりの王子が通りがかります。王子は娘に一目惚れし、竜神に立ち向かい見事に征伐することができました。旅の途中だった王子は「百日後に迎えに来る」と約束して村を離れます。
百日後、約束どおり王子が娘を迎えに来ると、直前に娘は亡くなっていました。百日間、王子を待ち続けながらも約束を果たせなかった娘のお墓から一本の木が芽を出し美しい紅い花をつけました。それを見た村の人は「この紅い花の木は娘の生まれ変わりにちがいない」と信じ、その木を「百日紅」と名付けました。
↓(この花です。駐車場の片隅に咲いています。)
図書館の司書さんたちが各クラスをまわって、絵本の読み聞かせや紙芝居をしてくださいました。ありがとうございます。
山陽小野田市の依頼で、年長ひかり組は市内のご高齢の方々にお渡しする絵カードを書きました。受け取ったおじいちゃんおばあちゃんが目を細めて喜んでくださる顔が見えるような気がします。子どもたちは懸命に描いてくれました。ありがとう、ありがとう。
バジルの白い花が咲いています。
明日もすてきな一日でありますように。平和な一日でありますように。