一学期のはじまり。泣いている子どもがいるのは、あたりまえ。
母の腕の中で泣いていた子が、教師の腕の中で泣いている。
それも世界が広がるさいしょの一歩。
自分でシール帳を出して、自分でページを開いて、自分でシールを貼り、自分で所定の箱の中に入れる。
最初は一つずつ確認しながら。ゆっくりでいい。
泣きながら「ママーッ! ママーッ!」と呼び続けていた子が、
泣き疲れて寝てしまいました。
それを見ていて年長の女の子が、背中をさすりながらヨシヨシと寝かしつけてくれました。
砂場の道具もぜんぶ出して、ぜんぶ出したまま、お片付けができませんでした。
初日ですから。
今日は早めの降園です。家族が迎えに来てくれるを心待ちにしていました。
また、明日お会うね。今日は、さようなら。