ゴーゴー厚南小から園に戻って、荷物整理を済ませました。さあお泊り保育のスタートです。クリスマス会で使うキャンドルと家族へのプレゼントのキャンドルライトの制作から始めよう。

自分の好きな色を、自分の好きなように貼る。自由に、自由に。

自分の選んだ色で、自分だけのキャンドルができていく。

自分の選択で、自分の人生ができていくように。

美しい人生であることを望まない人はいない。たとえ人に笑われたとしても、一人ひとつの大切なかけがえのない人生。

もう一つ、キャンドルを制作する。これはなかなか難度が高い。絵筆のコントロールが必要だ。このキャンドルライトをクリスマス会で使うよ。クリスマス会でイエス様にお奉げしてから、お家に持って帰ろう。何日もかけてゆっくり作るよ。

ミミちゃんはみんながいる教室の前に近づいてきた。ブロッコリーの食べ放題を楽しんでいる。

おやつを食べてからみんなでプールに入った。曇り空の日は温水を混ぜて、水温をすこし上げるようにしています。

近くのスーパーで買い物をしてから、夕食のクッキングのはじまり。まずフルーツポンチの白玉を丸めます。

手が真っ白になったね。

手を洗って、夕食のメインディッシュを作ります。

鶏肉とキノコと、5/13に畑で収穫した玉ねぎを使って、ホイル焼きを作ります。

どのホイルが自分が作ったものかわかるように目印をつけています。失敗しないようにみんな慎重です。

クッキングの後、お風呂に入ってから、夕食の時間。「いただきまーす!」

お家の人がご飯を作ることが、どんなに大変で、買い物から準備が必要か、よくわかりました。一口ずつ大切に食べました。

さてその頃。某所では鬼たちが集会を開いておりました。

そう。肝試しのために。子どもたちに会いたくて。

子どもたちを喜ばせたくて。

子どもたちはスキップしながら、飛ぶように過ぎていく。うれし過ぎる。

やがて立ち止まる。前にも後ろにも選択肢がないから。でも誰も「おかあさ〜ん」と泣かなかった。強かった。

鬼たちは闇の中に消えていった。こんな夜は寝るにかぎる。

みんなで協力して、布団を敷こう。

そして、寝る前にみんなでイエス様にお祈りした。「ちいさなわたしたちをおまもりください。わたしたちのたいせつなかぞくをおまもりください。このちいさなおのいりを、イエスさまのみなをとおし、みまえにおささげをいたします。アーメン」
今夜灯したキャンドルは毎年のクリスマス会で使っているもの。みんなこの灯火を覚えていた。今年、みんなにとって最後の小野田めぐみ幼稚園のクリスマス会で、再び灯そう。

雨がひどく降る夜だ。鬼たちは無事に帰ったろうか。

子どもたちのしゃべり声がだんだん小さくなって、寝息がだんだん聞こえてくる。おやすみなさい。